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イタリアでブームは古典派音楽!?

公開日: : 最終更新日:2017/11/02 イタリア音大先生のピアノ記事

以前、イタリアでは近代音楽のコンサートを盛んにおこなわれていて音楽の新しい発展を肌で感じる事ができるという記事を書きました。対して今回は古典音楽についてです。

 

バロック音楽、またそれよりも古いルネッサンス音楽(中世の音楽)が再注目を集めています。

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イタリアでブームは古典派音楽!?

古典派音楽の画像

出典元:https://jp.yamaha.com/services/music_pal/study/masterpieces/romanticism_0/index.html

イタリア歌曲を練習している人や学習している人は、入門として古典イタリア歌曲をした方が多いと思います。

 

実はこの古典イタリア歌曲と言われる中でも有名な「Amalilli mia bella」などを作曲したCacciniや「Lascatemi morire」を作曲したMonteverdiなどの時代の音楽は、今イタリアでブームになっています。

 

イタリアには、オペラのアリアを歌う歌手や、近代歌曲を歌う歌手は数えきれないほどいます。

 

しかし、古典に専念している専門の古典音楽の歌手というのは結構少ないんです。

 

古典音楽実は、とても奥深くオペラとは全く違うんです。

 

まず、私たちが基本として習った古典音楽は、歌い方は近代のオペラのテクニックだったので、古典音楽を本格的に歌っている人とは全く違う発声法をしています。

 

まず、オペラは大きな会場で歌声を遠くまで届け、伴奏はオーケストラになったので、声を拡声させる必要があったので「ビブラート」を効かせた歌声へと変化をしていきました。

 

対して、中世の音楽(古典音楽)は比較的小さな場所で歌うことが大きくビブラートが少な目でナチュラルな声で歌うことが多いです。

 

また楽器は、まだピアノがない時代なので今でもチェンバロを使ったりリュート、ツィッター、ゴシックハープなどを使います。

 

これも詳しく話しをすると時代ごと、作曲者ごとに伴奏に使う楽器も異なってきます。もっともっと、細かく言うとリュートの弦の本数も時代ごとに違います。

 

これ以上細かい話をすると古楽器を知らないといけなくなるので、話しが難しくなるので控えておきます。

 

イタリアでは、古典の音楽をするときにピアノで伴奏するのを好みません。もちろんピアノしかない会場やあまり古典専門でない人は、ピアノで伴奏をします。

 

まず、古典のコンサートをするときは、古典の時代に当てはまった楽器演奏者を探します。

 

それが結構難しんです。バイオリンなども今の物とは大きく形が異なるので、楽器を持っている人数が少ないです。

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では、オペラ歌手が古典歌曲を歌えるのでしょうか?

古典派音楽の画像2

出典元:https://www.shimamura.co.jp/shop/k-casty/lesson-info/20151217/475

歌えますが、音楽の理論的にみると不正解です。

 

まずはあまりにもビブラートが多すぎてしまうこと。テクニックを0から学びなおさないといけません。

 

また、古典歌曲は歌いながらアレンジをして即興性を求められます。

 

毎回、楽譜に書かれていないアレンジをしながら歌わないといけないので、アレンジの仕方を別に練習しないといけません。

 

このアレンジは、書かれたものがないので自分で歌いながら考えていきます。

 

まずは、言葉を理解して曲を聞かせるというよりもセリフを聞かすことに専念します。

 

その為、イタリアにいる古典歌曲の声楽家たちは、セリフの練習をしたり、自らリュートを弾いたりハープを弾いたりする人が多いんです。

 

こうすることでほかの声楽家よりも何か特別なものを習得することができてよりこだわりのあるコンサートができるようになります。

 

古典歌曲を歌っていると、初心を思い出す反面全く新しい一面を発見できて楽しいですよ。

 

古典歌曲とオペラは、歌い方が全く違うので一緒に同時進行するのは難しいかもしれません。

 

ヴェルディの歌い手が古典歌曲をするのは、あまりにも違います。古典歌曲の専門家はせいぜいモーツァルトの時代くらいまでがカバーできる範囲となります。

 

イタリアでは、声楽のカテゴリーも日本にょりも細かく分けられています。

 

やっぱり声楽を勉強するならイタリアは魅力的ですよ。

 

イタリア音楽大学のピアノの先生の記事一覧はこちら

 

関連記事:幻想即興曲/ショパンの解説!難易度は高くないけど慣れるまでが! 

関連記事:パッヘルベルのカノンをピアノで弾くコツ!楽譜選びが大事! 

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