ピアノが弾けるようになったら楽しめることが沢山あります! ぼくまだまだまピアノが「上手に」弾けませんが、上手くなったら自分のピアノで歌を歌ってくれる人がいたらなと思いますね(^_^)
で、今回、イタリア音楽院大学首席卒業、現在イタリア音楽大学で音楽教師の先生にお話を伺う事ができましたのでお楽しみください。
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ピアノを弾けるようになったら楽しんでみたいこと!声楽、バイオリンとコラボ
ピアノを弾けるようになることって楽しいですよね。
少し弾けるようになってきたら誰かと一緒に弾くこともチャレンジしてみてはいかがですか?
ピアノって弾けると楽しいのですが、いつも独りぼっちなんですよね。
その分自由に弾けて思い通りにできるのでのびのびできるのですが、時には人と笑って演奏したりコミュニケーションを取りたくなります。
特に音楽大学受験前や、音楽大学在学中のピアノの練習時間は長時間部屋にこもって練習することもあり、大学の友達と「実は、私たち引きこもりだよね。
引きこもりの理由が音楽なのかネットゲームかという違いだけで、すごく孤独だよね。」なんて話をしていたのを思い出します。
ピアノは独奏することが多く、オーケストラ科の生徒たちがわいわいとグループで行動しているのをみて、「華やかで楽しそう…」なんて心の中でうらやましく思ったこともあります。
ピアノだって音楽を通して一緒に演奏することができます。
それは、伴奏という方法も一つですし、連弾の曲を選ぶのもいいかもしれません。
周りに何か楽器をしている人がいたら、一緒に外出するだけでなく家で一緒に音楽を楽しむ午後というのも楽しいですよ。
そんな人が周りにいないという人はいまならインターネット上で仲間を見つけることも可能だと思います。
ヴァイオリン、声楽、ピアノいろいろな人と出会って仲間を作りお互いに励ましあいながら楽しく音楽を通してコミュニケーションをするのもお互いの技術向上だけでなく、有意義な時間をすごせて練習をする目標にもなります。
ピアノで他の楽器と演奏するときにいくつか気を付けたいことがあります。
これは、ピアノ科に通っている生徒さんにも共通する課題ですが、他の楽器と演奏をするとのピアノはあくまで伴奏になることが多いです。
声楽、バイオリンなどと演奏するときは、これらの楽器がメロディーを握ります。
その為、相手がどのようにメロディーを奏でたいかということをしっかりとタイミングを感じないといけません。
弾くことに必死になってしまって周りの音楽を冷静に聞けていないのは、音楽としてバラバラになってしまい美しさにかけてしまいます。
二つの楽器が溶け合い、バランスを見ながらお互いを支えあわないといけません。
では、伴奏をするときの注意事項
楽譜は間違えずに弾けるようにしよう。
弾いている間、相手の音をよく聞き、どんな要求をしているのか感じ取ってみよう。
メロディーの聞かせどころは、縁の下の力持ちになることを忘れないでみよう。
音楽は、常に流れなければいけません。重たくならないようにしましょう。
他の楽器と演奏するとき、ピアノは心臓のような役割になります。
リズムを作りメロディーを引き立てるためのベースとなり、音楽の軸を作ります。
それに合わせて自由にメロディーを握ている楽器が歌います。でも、土台がしっかりしていないと音楽が崩れてしまうのでとても大切な役割をしているんですよ。
音楽は流れないといけません。音楽は、芸術ですが時間とともに作られる芸術です。
音が出ては消えていき、また新しいが出てくるそれが、数珠つなぎになって一つの形を生み出すものです。
時の流れと同じように前に流れる感覚を常に持っていないと音楽が重たくなてしまいます。
演奏する人みんながこの気持ちの方向性を正しく持つことで音楽が美しくなっていくのです。
一人だと10だったものが、二人だと100になれるのが、一緒に演奏する楽しみの醍醐味なんです。
もし、一人で練習していて変化が欲しくなったら思い切って仲間をみつけてみてはいかがですか?
きっと同じように考えている人もいるはずです。
一人で演奏するだけが音楽ではありません。もっと楽しい演奏が山ほどまわりには溢れています。