ピアノって、聞いてくれる人が喜んでくれたらそれで十分。下手なくせに初期の頃からこの感覚は変わっていません。不思議な感覚です。ハノンバイエルが好きですが、卒業しないといけないんだろうなと思うこの頃です。

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イタリア音大先生のピアノ記事

レッスン前に読みたい!大人のピアノ演奏を成功させるコツ

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ピアノの演奏を成功させるコツって知りたいですよね。自分は音符を数えないと読めない所があります。

 

レッスン前に上手くなるコツや秘密があるならぜひとも知りたいと思います。

 

そこで、ピアニストでもあり、イタリア在住でイタリアで現在臨時講師をしている女性ピアニストさんにレッスン前にピアノを弾くコツ!そして大人の人がピアノ演奏を成功させるコツのアドバイスをいただきました。

 

ピアノが上達したいあなたもすでにピアノ演奏に自信があるなあたもぜひ読まれると参考になると思います。

 

ぜひ、お読みください。

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レッスン前に読みたい!大人のピアノ演奏を成功させるコツ

白いドレスでピアノ演奏する女性の画像

大人になってからピアノを習う方にいくつか上手になるコツがあります。

 

ピアノを習って上達する生徒さんにはいくつかの共通点があります。この、記事をお読みの方であれば、ピアノを上手になりたいと心から願っていて、一生懸命弾いていらっしゃることだと思います。

 

ではいくつかレッスンをする時のコツ

 

• 理想と現実には溝があることを知ろう。

• 自分が満足したからと違う曲に移らないようにしよう。

• 「音楽記号をしっかり見る」これが表現力の扉になります。

• 真面目になる事と身体が硬くなる事は違う。

 

いくつか思い浮かべたことを書いて見ました。

 

では、一番最初の現実と理想には溝がある事についてですが、大人になってピアノをしたい方はとても耳が肥えています。

 

色々なコンサートに足を運び、CDなどを何度も聴き、音楽に対しての知識や味わい方をよく知っています。

 

とても大切な事なのですが、自分が演奏する時はそれが邪魔してしまうことがあります。

 

コンサートで弾いている、またはCDに収められている演奏は有名なピアニスト達が練習してテクニックの頂点である状態を披露した演奏です。

 

このレベルのテクニックは、初心者にはできません。ここで二つパターンがあります。

 

1. CDなどの速さに回せて弾き、指が回らず身につかない。

2. 自分が弾く音楽との差に違いがあり落ち込む。

 

ピアニストが弾く速度に合わせて始めから弾ける人はいません。

 

まずはゆっくりと練習して一度も間違えることなく弾けるようになってから少しずつ速度を上げていくものです。これは、ピアニストも始めの所見で弾く時は同じです。

 

ゆっくりと音を取って行き、一通り弾けるようになってから、オリジナルのイメージに近づけて行きます。

 

自分の演奏とCDのイメージがあまりに違い落ち込む。そんな必要ありません。

 

CDで弾いているのだって収録までにプロでさえ何回も何回も撮り直しをします。始めから弾ける人なんて絶対に(言い切れます!)いません。CDのようにいつか弾けるようになるまで、何年もかかるかもしれませんが、落ち込まないでくださいね。

 

自分が満足したからと違う曲に移る事は間違いです。もし、先生がもう一度この曲を弾いてきてください。と言ったら従ってみましょう。その人によって先生側ができているレベルを調整つしていることがあります。

 

例えば表現力を鍛える時、譜読み段階ではできません。楽譜が完璧に見れて、間違えずに弾けるようになってからが表現力を磨いていく時期に入ります。

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楽譜に書いていない事をする事が表現

「楽譜が見れるようになる」よく先生が「では、この楽譜を見てきてください。」とか「この楽譜を読んできてくださいね。」ということがあると思います。

 

これは、どういう意味を持っているのでしょうか。

 

ここは、リズム、音取りはもちろん含みますが、強弱記号、legato, Lit. ,maestosoなど楽譜の細かな記号まで見てくださいね。というニュアンスを含んでいます。

 

一生懸命音取りをしている間、周りの細やかな記号にまで気が行かない人が多いかもしれません。

 

でもゆっくりと始めから意識しておくことゆっくりと一つずつの音をどのように弾くか方向性が見えてきます。

 

楽譜の強弱記号、速度記号などすべて完璧にして表現は完璧ではありません!本当にピアノの楽しみはここから始まります。

 

楽譜に書いていない事をする事が表現です。

 

これを語るとあまりにもたくさんの要素があります。作曲者の時代、その曲の意味までわからないといけません。

 

真面目に弾く事はとてもいい事ですが、肩や手首に力が入っていないか注意してくださいね。ピアノと自分の距離もピアノを弾く上でとても大切です。

 

力が入ってしまうと音が硬くなってしまいます。

 

手首は柔らかく手からひじまでは滑らかに自然な形を保つようにしましょう。

 

真面目になりすぎるとリズムも一定になってしまいます。時代にもよりますが、リズムを揺らしていくことが表現の一つのコツになります。そこには「柔らかな身体」がないと音楽を揺らすことができないのです。

 

表現の仕方について次回は書いていこうと思います。

 

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