ピアニストさんは資格が必要なのでしょうか?もし資格が必要なら一体どんな資格が必要なのか。
また、ピアノで海外留学をする音大生の理由は一体なんなのでしょうか?
気になる方も多いと思います。音大卒のピアニストさんに記事を執筆していただきまいたのでお楽しみください。
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ピアニストに資格は必要?
タレントさんやモデルさんは、資格がないとタレントとはいわないのか、モデルとはいえないのかと聞かれたら答えはNOですよね。
同じようにピアニストに資格はいりません。ピアニストに限らず演奏家も同様です。
特別、資格がなくてもピアニストになれますが世間一般てきにはコンクールなどで受賞歴がありプロとして音楽活動のみで生計を立てられる実力がある方を“ピアニスト”と呼ぶ認識が多いと思います。
ピアニストかどうか、決めるのは自分自身でもなく資格でもなく、[周りからピアニストといて認めているか認識できるだけの実力・経歴・活動があるか]ということになるかと思います。
しかし、プロでなくてもアマチュアでも何かしらピアノを弾いて収入を得ていたら自称でもピアニストと呼ぶことができますので一概には言えません。
(音楽教室の先生はグレードというそれぞれの会社の独自の資格が必要になります)
ピアノで海外留学する人の理由は?
なぜ海外に留学するのかということですが、例えばイタリアンレストランのシェフを目指したいと思った人がイタリアへ留学し本場で料理の修行をしたいと思うことと一緒だと思います。
クラシック音楽は世界共通です。
文化や言語が違っても、同じ曲を分かち合い学ぶことができるのです。
クラシック音楽が栄えているのは、やはりヨーロッパなのでドイツやオーストリアに留学する人が多いように感じます。
本場の先生に習い、その作曲家が生まれた国、歴史、時代背景を肌で感じることで、より音楽を理解し、作曲家を理解し、自分の世界を広げ演奏にも深みが増し活かすことができます。
自分自身の世界を広げたい、クラシック音楽の本場で挑戦したいプロになりたいと思ったときに、海外に留学をするのは音楽家を志す人にとって必要なことだと思います。
音楽に限らず芸術に答えはありません。
数学のように明確にあらわすことはできません。
自身の実技を磨き、感性を豊かに自分の音楽を創り、演奏家として表現者として活動していく仕事になるかと思います。
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