ピアニストに向いている適性は?大人からピアニストは無理?
ピアニストさんに大人になってからもなりたい人はいますよね。
ピアニストに向いている適性はあるのでしょうか?
現役ピアニストさんにその辺について詳しく伺ってみましたので、是非、最後まで読んでくださいね。
スポンサーリンク
ピアニストに向いている適性は?大人からピアニストは無理?
大人からピアニストになれるのかという質問ですが、極論なれないことはありません。
しかし、ピアノというのは1日でもピアノを弾かない日があれば、1週間ピアノを練習していないのと同じといわれるくらい毎日の練習の積み重ねが大切なのです。
昔ピアノを習っていたという人でもブランクがあるとなかなか前のようには弾けません。
以前のレベルまで戻すことだけでもとても大変なことなので、いちからピアノを習いピアニストを目指すというのは並大抵の努力では厳しく、何十年ととても時間のかかるものです。
プロとして活躍するためには“音感”も必要ですし、ピアノの技術だけでなく楽典(楽譜をただしく読むための基礎の勉強みたいなもの)や聴音(聞いた音を楽譜に書き起こす)、アナリーゼ(楽曲分析)など勉強しなければいけないことなど他にもたくさんあります。
よく“絶対音感“といいますがこれは小さなころから勉強していないと身につけるのはとても大変なのです。
難しい曲が弾ける、ピアノが好きというだけではピアニストにはなれません。
ピアニストとして活躍するには人脈も必要
弾ける曲のレパートリーに加えて、手の開く範囲や弾く形はある程度きまってきてしまうものなので大人から作り直すことは厳しいかと思います。
例え、実力があったとしても仕事として成り立たせることは難しいので、ピアニストとして仕事をするための人脈づくりやツテも必要となります。
大人からピアニストにはなれなくはないですが、私の周りでは聞いたことありません。
プロでなくても、アマチュアや趣味で大人からピアノを習いたいということであればぜひおすすめします。
理由は、ピアノは両手を使いますし足でペダルを踏みます。
目で楽譜を見て、耳で自分の音を聴き、頭で考え、両手を動かし、足でペダルを踏み、この作業を瞬時に行うのでボケ防止に良いといわれているのです。
プロでなくてもお金が取れなくてもピアノで活躍することは何歳でも可能なことですので、自分の人生観を広げる手段のひとつとしてピアノをおすすめします。
関連記事:ピアニストに求められていることは何?