ピアノって、聞いてくれる人が喜んでくれたらそれで十分。下手なくせに初期の頃からこの感覚は変わっていません。不思議な感覚です。ハノンバイエルが好きですが、卒業しないといけないんだろうなと思うこの頃です。

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音大卒のピアニストさんの記事

ピアニストとして歌手やバイオリンとの共演で大事なことは?

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ピアノ演奏で歌手やバイオリンの人と一緒に共演するアンサンブルで大事な事はなんでしょうか?

 

これからピアノを弾いて上手になってくると誰かと一緒に弾いたり歌手の人と共演したりバイオリンと共演もあるでしょう。

 

ピアニストさんはアンサンブルで歌手やバイオリンなどの演奏家さんとの共演で大事にしていることを、現役ピアニストさんに伺ってみました。

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ピアニストとして歌手やバイオリンとの共演で大事なことは?

バイオリンの画像

ピアノ以外の楽器と共演することは“ピアノ伴奏”ということが多いと思いますが、何より大切なのはアンサンブルです(簡単にいえば息を合わせるということです)。

 

同じ曲を演奏するのにもソリストの楽器の種類や音の高さによってテンポもフレーズもブレスの場所も違うので、ソリストと何度も何度も伴奏合わせをします。

 

例えば声楽家との共演であったら、ピアノの音がソリストの声を消してしまうかもしれないのでピアノの音量を小さくしたり(声量のある声楽家との共演は逆に音を出します)。

 

ソリストがより気持ちよく歌えるように曲の盛り上げ方を考えたり声をのせたりなど、自分は伴奏だからただ譜面通りに弾けばいいということではなく、音楽のアンサンブルを考え自分たちがどういう音楽を創りたいか、どういうことを伴奏に望まれているのか、ということを考えてソリストを引き立たせる伴奏が必要になります。

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バイオリンや他の楽器との演奏で大事な事は?

ブラスバンドの画像

バイオリンや他の楽器も同様です。

 

また、共演は伴奏だけでなくピアノ協奏曲(ピアノがメインでのオーケストラ演奏)などもあり、お互いが演奏する部分をよく聴き、合わせ、すべてがひとつとなって音楽を創ります。

 

ピアノ協奏曲は難易度が高いのでソロピアニストとして活躍する人が演奏することが多く、演奏時間も曲によっては1時間以上というものもあるのでかなりの集中力が必要です。

 

難易度が高い曲を演奏するピアニストがはたして伴奏も得意なのかといわれればそういうわけでもありません。

 

やはりピアニストにもソロは得意だけど伴奏は不得意、逆に伴奏は得意だがソロやコンチェルトは不得意などもあるので、伴奏専門で活躍するピアニストもいます。(もちろんどちらも得意として活躍されているかたもいます)

 

伴奏専門だと、劇団や楽器の方に重宝されるのでお仕事の依頼は多いと思います。(そういった場合はソリストが伴奏者に謝礼金というかたちで払います)

 

いずれも、同じ音楽家でも楽器奏者や声楽家に比べたらピアニストは仕事も多いですがその分求められるものも多いです。

 

動画:ピアノとバイオリンのアンサンブルで初音ミクの千本桜の動画を見つけました。

 

音とリズムがとってもいいですね。よかったらどうぞ。

 

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