私の演奏をご存知の方は知っているように。下手(バイエルとハノンの初歩レベル)なんですよね。
で、あるピアニスト様に、ピアノ、暗譜した方がいいみたいなことを言われたことがあります。
理由は、たぶん、「両手が自由になるから」みたいな事を言われました。
ただ、当時は今の自分は音符も数えないと読めないし、、、暗譜より音符が読めるようになりたいと言うレベルだった。
ただ、ある事がきっかけで暗譜にチャレンジして、ピアニスト様が言いたかったことがなんとなくわかりました。
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目次
ピアノ演奏は暗譜した方が良いと言われた事をやっと理解した!
ピアノ演奏は暗譜した方がいい、みたいな事を言われていたんです。
でも、千葉のピアノの先生に「暗譜した方がいい」なんて一回も言われていないので、まだまだ暗譜なんて自分には早い。
暗譜なんて音符を数えなくても、読めるようになった人がすることでしょう。と思っていたんです。
だから、私は、必死にハノンで音符を読みながら弾いていました。ただ、まだまだ間違えて読んでしまいます。。。はぁ~。なんて自分はバカなんだ。。。><
と思いながら、ピアノ練習をしていました。。。そして、暗譜なんてまだまだ早い、きっとプロとか賢い人しかできないんだろうなと思っていました。
しかし、ピアノを弾ける女性に、「両手で弾けないんですよ。バイエルをやっています」と伝えると、
アドバイスをいただきました。
それが私を少し変えました。
ハノンの39と41(ハ長調)を暗譜してみながら弾いてみた
アルペジオですね。
私がやったことは、右手は、1、2、3、1、と言う順番で弾く。一番高音の場所だけ、1、2、3、5、になって、そのあとは、3、2、1、と下がっていくと暗記しました。
次に左手は、5、4、2、5、の順番と理解、一番高音の場所は、1、2、4、1、の順番と理解しました。
そして、最初は鍵盤を見ながら右手は、1、2、3、1と指を意識しながら弾いていました。そして、左手も同様に、5、4、2、1、と順番に弾いていきます。
楽譜は時々見ますが、以前と同じ「音符を読みあげながら」弾くとなんて言うか、弾けないというか、、、まず音符を読む作業が入って次に弾く作業なんですよね。。。
なんで弾けないのかはよくわからないのですが、音符を暗記していないからと言うのもあります。
で、楽譜を読み上げるのは止めて、頭の中で読みながら(間違えていることもありますが)無視して弾いていくと、当然変わらず間違った音を弾くこともありますが、
「間違いながらも、続けて弾いていき、間違った箇所を修正していくと、なんとなく上手くなっていきます。」
これには本当に驚きました。上達スピードが違うんです。楽譜は読めない(間違って読むことはありますし、数えれば読めます)早く完全には読めませんが、
指番号を暗記して弾くと、以前よりも早く弾けます。
ハノン39も
ハノン39も(ハ長調だけですが)指番号を先に覚えます、右手は、123、1234、1と、特に意識したのは、4の指です。なんの音を弾くかですね。
唯一なんか違う感じがしたので、4番目の指だけ右手は特に意識しました。最初に3、(123)、次に4(1234)の指の数
左手は、最初は54321、321、4321、321と覚えました。左手の方は最初は、5~1まで弾くのでちょっとまだ戸惑う事もありますが、楽譜を読み上げながら弾くのとは違ってちょっとでも弾けました。
ちょっとでも弾けたと言っても、ゆっくり弾いても間違えますが、以前の読み上げながら弾くとは違う上達の速さを感じます。
弾いた時間は、合計で90分、最初の30分は、ハノンの41のアルペジオ、次の30分はハノン5~16まで(左手だけ)、最後の30分は、ハノン39のハ長調だけを練習しました。
ハ長調だけでも私は今までそれも弾けなかったのですごくうれしかったですね。
この瞬間に、暗譜ってこういう事なんだと思いました。譜読み(読み上げ)が先じゃなくて暗譜が先なんだと思いましたね。人それぞれタイプがあると思うのですが、自分はきっと暗譜が先でその後に読み上げなのかもしれません。
ただ、音符を読み上げながら弾く練習も好きなので今後も暗譜と読み上げを織り交ぜながら練習していきたいと思っています。
まとめ
暗譜をした方が良いというのは、(自分の場合はそれだけ音符を読む練習をしてダメなら)覚えてしまった方が弾けるようになる。という事だったのでしょう。
暗譜は難しい、音符が読めるようになってからと思っていましたが、自分の場合は音符を読む練習をこれだけやってダメなら、暗譜に切り替えてみる方が良いとの事だったのでしょう。
きっと暗譜もこのままやればいつか何かの壁にぶつかると思いますが、とりあえず行ける所まで行ってみたいと思います。