ピアニストに求められていることって何でしょうか?
上手に弾く事? ミスをしないで弾く事? 感動させるように弾く事? 聞く人に世路お混んでもらえるように弾く事? 仕事だから割り切って弾く事?
一体、ピアニストに求められていることとは一体なんでしょうか?
プロのピアニストさんにその辺についてうかがってみました。
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ピアニストに求められていることは何?ミスをしない?
正直ピアノが好きで高い技術を持っている人は世界中に山ほどいます。しかし、プロとして生涯活躍し続ける人はほんのひと握りです。
ピアニストに求められていることは技術的には“適応力“なのではないでしょうか。
例えば現場に出向いて、自分が練習してきたことと違っていても、その場に対応して弾けるか、アレンジや即興演奏などはできるか、会場によって異なる響きを理解して演奏できるかなど柔軟な対応ができるひとであれば、どこへいっても活躍できると思います。
そして、何があっても負けない精神的強さでしょうか。
自分のピアノに自信がある、もっとうまくなりたい上を目指したい、ピアノが大好き、など人それぞれ様々な思いがあってピアニストになったと思います。
そのなかで共通していることが、音楽が好きということ。
しかしそれを続けていくには、ピアノを極めていくことは簡単なことではなく、努力した分だけ報われるわけでもないので、音楽がイヤになるときも悔しいときも悲しいときも孤独な時も、音楽が好きというその思いを貫き通し、ピアニストとしてプロとして、その時代の表現者として生きていく覚悟が必要だとおもいます。
音楽家として仕事にするには人脈も必要
音楽で仕事をしていくためには実力だけでなく人脈の広さが必要だと書きましたが、人との関わり合いが大切な世界だからこそ人間力も大切です。
これは音楽の世界に限らず世間一般的な会社や仕事と考えが一緒だと思いますが、自分勝手でわがままなひととは実力があったとしても二度と一緒に仕事をしたいとは思わないでしょう。
何かを一緒に企画したり演奏会をひらくときには、信頼のおける人と音楽を創りたいと思いますよね。
そこから、また一緒に仕事をしよう、この人にピアノをお願いしようと繋がっていくものなのです。
自分のピアノが優秀なだけでは仕事としてピアニストとして今後もずっと仕事をしていくことは難しいものなのです。
よく音楽家は変わっている人が多いと言いますが、個性や信念が強いひとが多いので人として大切なこと(常識や思いやり)を当たり前にできることが大事だと思います。
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