ピアニストさんの現状や将来性、ピアニストさんから見てどうなんでしょうか?
ピアニストさんから見てピアニストの現状と将来性や仕事はどのように考えていらっしゃり、どういう視点でみているのでしょうか?
今回は、結婚式場で働くピアニストさんに記事を執筆していただきました。
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ピアニストの現状と将来性は?
ピアニストはなかなか険しい道です。
ピアニストになるために進んできた道や努力が必ずしも報われるわけではありません。
現実問題、演奏のみで生計をたてられるひとはほんの一握りの人に過ぎず、多くは生徒とって教えながら自身の練習もしつつプロとして演奏する方がほとんどです。
正直ピアノを弾ける人なんて吐いて捨てるほどいるので、ピアニストとして生き残っていくのはピアノの技術やセンスに伴う人脈を作る積極性と運が必は要だと考えます。
例えば、親がピアノの先生だとしたら、小さいころから親のツテがあれば偉い先生に習える可能性も高いですし、(あくまで可能ではありますが、先生側も全く知らない生徒よりは誰かの紹介で教える生徒のほうがやりやすいです)
親が自宅で個人レッスンをしているなら生徒を引き継いで仕事をすることができる可能性もあります。
実際にそういった方は多いです。
あるいは、師事している先生から演奏会の依頼があったり自分の生徒の紹介などもありますし、仮に自分の生徒が音楽の道に進みたいと言ったときには、自分のツテがあれば大学の先生や知り合いの先生を紹介してあげられます。
ピアニストの仕事って何があるの?
簡単にいうと、音楽家を目指すうえで、同じ業界の繋がりやコネというのはとても重要になってくるのです。
もちろん、必ずとは限りませんが人脈を大切にすることに越したことはありませんし、圧倒的な実力があれば(世界コンクールなどの受賞歴など)誰も文句はいえません。
むこうから人も仕事もよってくるようになるのには、芸術家・音楽家として実力も運も感性も人柄もセンスも備わった方が、才能の持ち主として周りに認められていくのではないかと思います。
現在では女優さんやアイドルの方などタレントさんとして活躍するかたもいますね。
本業はどちらかわかりませんが自分の名がしれてピアノの仕事をもらっていることは大変すばらしいことだと思います。
音楽家として活躍していく道筋にははかりしれないほどたくさんの道があるので自分で掴みにいくしかないのです。
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