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イタリアは「音楽理論」のレッスンが一般的に普及している

公開日: : 最終更新日:2017/11/01 イタリア音大先生のピアノ記事

音楽理論ってありますが、イタリアでは音楽理論のレッスンが一般的に普及しているそうです!日本では音大の生徒は学ぶと思いますが普通の人はまったく勉強しない内容だと思います!

 

イタリアと日本のピアノレッスンの違いが垣間見れて非常に面白い内容になっています。イタリアでピアノの先生をしている人に書いていただきました。

 

是非、読んでくださいね。

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イタリアは「音楽理論」のレッスンが一般的に普及している

ヨーロッパ人がピアノを弾く画像

日本の男性も作曲をする人が多いと思いますが、イタリアの男性は作曲する人のパーセンテージが高いように感じます。

 

作曲するジャンルは、リラックスミュージック系のピアノ曲、ポップス風の歌、クラシック風のピアノ曲などその人の趣向によっていろいろあります。

 

イタリア人が通う音楽学校(音楽教室)のようなところは、男性の生徒数が半数ほどいて、日本の音楽教室と比べるとギターを習う人の数がはるかに多いように感じます。

 

そして、このような音楽学校・教室では(私の教えている音楽学校も含み)ギターやピアノのレッスンを受ける人は、ソルフェージュ、音楽理論の授業を受けることが義務付けられています。

 

日本のレッスンは、ピアノを習う人はピアノしかレッスンをせず、希望がればピアノの先生から音楽記号や音楽理論を習うというのが標準的な流れだと思います。

 

ピアノの先生、バイオリンの先生それぞれ専門の楽器を得意としていますよね。もちろん音楽理論も、必要なので知識を持っています。でも最低限の。

 

えっ!?最低限?と思った方もいるかもしれません。

 

この音楽理論という分野ですがイタリアに比べるとまだまだ認知の低い分野であまり重要視されていないのですが、イタリアには、音楽理論だけを専門とする人がたくさんいてとても音楽家にとって重要なアドバイスをしてくれます。

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音楽理論とは?

楽譜画像

音楽理論は、イメージ的に「考古学者」と「科学者」を混ぜ合わせたような専門知識があります。

 

例えば、バッハの曲などを弾いていると、「バッハらしいタッチをしましょう。」と注意されるピアノの先生がいると思います。

 

これは、バッハの時代は、ピアノを使っていなかったので、「チェンバロ風に音色を調整してみて。」という事を示しています。

 

音楽理論学者のアドバイスは、ここよりさらに深まっていきます。

 

バッハの楽譜をまるで解剖学者のように解体していき一つ一つの音の意味を教えてくれて、Hzのことまで支持されてしまいます。

 

もちろんピアノではHzを変えることはできないのですがバイオリンなどでは、その指示通りにできるので支持が細かくなっていきます。

 

声楽のことになると、オペラが生まれる前の古典歌曲の歌い方は発声のテクニックまで変わってきます。

 

ピアノの楽譜などに時々、曲の解説を書いていることがありますよね。これを必ず読んでいますか?

 

これは、曲を知るヒントになります。また、トリルなどは時代によってニュアンスが違います。これらを音楽理論の学者に相談しながら作っていくものなのです。

 

その為、ピアノやバイオリンのレッスンを受けながら音楽理論の先生の授業を受けるのがセットとなっているのです。

 

クラシカルなスタイルをしっかりと保つことと、その時代らしさを出すために的確なアドバイスを、適切な人から専門的な角度からもらうことができます。

 

特に弾き込んでしまった曲や、個性がきつい人はこのように理論的に曲を分析してくれる人のアドバイスを聞きながら曲を調整していきます。

 

音楽理論の専門家の中にはピアノを弾けない人もいますが、歴史やその曲に対する理解度は、はるかに高いのです。

 

例えば、レッスンでもらった曲を音楽学者の先生の所に持っていくと、「これは、作曲者が20歳だった〇月〇日に書いた曲で…。」とまるでそこに居合わせたかのような口調で教えてくれるのです。

 

その時の作曲者のライフスタイル、友好関係などいろいろな話をしたうえで、理論的にその曲のイメージを作りあげるヒントをくれます。

 

それを持って帰ってピアノやその他の楽器の楽器の演奏をすると音の深みが違っているのも納得がいきますよね。

 

日本では、あまり楽器のレッスンをするときに重要視されていない音楽学というカテゴリーですが、イタリアでは、結構一般的に使われています。

 

音楽を演奏する人は自由で、情熱的な人が多いように感じます。それを「ちょっとやりすぎですよ。」と理論的に整えてくれる人というのは、音楽のベースを築いてくれる大切な存在です。

 

イタリア音楽大学のピアノの先生の記事一覧はこちら

 

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