ピアノって、聞いてくれる人が喜んでくれたらそれで十分。下手なくせに初期の頃からこの感覚は変わっていません。不思議な感覚です。ハノンバイエルが好きですが、卒業しないといけないんだろうなと思うこの頃です。

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ショパンノクターンOp.9-2ピアノの難易度や弾き方のコツは?

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ショパンのノクターンOp.9-2は素敵な曲ですよね。ピアノで弾きたい、演奏したい人も多いと思いますが難易度や弾き方のコツをピアノの先生に伺ってみました。

 

是非、発表会やコンサートの参考にしてみてください。

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目次

ショパンノクターンOp.9-2ピアノの難易度や弾き方のコツは?

ショパンOp.9-2の楽譜画像

出典元:https://qq2q.biz/FcX2

静かな夜にしっとりと奏でたくなるメロディーは、穏やかな時間を過ごすのにぴったりです。しっとりとしたメロディーの中にも情熱を感じさせ心が熱くなります。

 

ピアノを弾いている人にとって永遠の名曲で誰もが弾きたいと願う曲ですよね。

 

ゆっくりとしたメロディーの中にピアノの音色の美しさを十分に感じさせ、音という宝石がキラキラと月の光に照らされて優しく輝くような印象を感じさせます。

 

ノクターン「夜想曲」と呼ばれているものは、優しく弾くことが条件となってきます。

 

夜になると昼間の躍動感あふれる人々の声もなくなり1日の中で一番静かな時間がきます。

 

それは21世紀となった今では一日中車が通り、24時間開いているコンビニもあり少しショパンが生きた時代と比べると違うかもしれません。

 

でもできる限りショパンの時代の夜の静かさを想像して弾いてみたいものです。

 

その頃の時代の夜は長く、静かで光というと月の光とろうそくぐらいだったかもしれません。

 

一人で過ごす夜は静かでピアノを弾き人生を想ったり、家族や愛する人を想い過ごしていたのかもしれませんよね。

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ショパンノクターンOp.9-2ピアノ弾き方の本題!

ピアノをうまく弾きたい画像

では本題にいきます。この曲はAndanteでゆったりとした曲です。素敵なノクターンになるかどうかはレガートの仕方、一つ一つの音色の美しさ、表現力が左右します。

 

またこの曲は飾り音やターン、トリルなどが美しさに花を添えています。

 

この部分をできるだけ透き通った音にする練習が必要です。

 

全体的にDolceで弾き、フォルテになるところは強くというよりも「情熱が湧き出る」というイメージを持ちましょう。

 

ただ、音が強くなるだけではありません。

 

まず始めの右手メロディーの始めの音はシ♭だけです。この音を弾いただけで上手か下手かばれてしまいます。

 

この音を引くときは、しっかりと集中し音を響かせましょう。また曲中もなんどもこの「シ♭―ソーファソ ファーミ♭~♪」というメロディーが出てきますが、常にこのメロディーが聞こえたときは慎重に!優しく!落ち着いて!弾きましょう。

 

右手の部分が五線を超えて加線があるとき(ト音記号のラより上の音)は、感情の高まりを感じながら音がキンキンとならないようにしっかりと手首を使い音を優しく出すようにしましょう。

 

特にフォルテの時は気をつけてください。

 

ノンレガートはしっかりとできていますか?スラーが付いているのにスタッカートが付いている部分が所々あります。これがノンレガートです。

 

これを上手にすると曲に少し変化が出てしっとりとしたメロディーの中に軽やかさを持たせることができます。

 

ノンレガートはこの曲に場合は固くなったり切りすぎたりしないように妖精が水面をポンポンと跳ねるようなイメージで音を作りましょう。

 

14小節目以降「シ♭―ソーファソ ファーミ♭~♪」の部分にアレンジが入りアクセントが付いているのにしっかり気づけていますか?

 

このアクセントをするとメロディの重心が変わりいわゆる棒弾きではなくなります。

 

19小節目右手がミ♭が4連譜になっていますよね。この部分上手に弾くことは始め難しいのです。右手と左手が合うはずがありません。

 

どちらも独立させてリズムを奏でるようにしましょう。

上手く弾くポイントは?

※横内愛弓さん動画をお借りします。

 

また固くならないように気をつけてください。このように同じ音が連譜になっているところは、同じリズムで弾くとくどくなってしまいます。

 

イメージとしてはビー玉をテーブルの上に落とした時トッッットッッ トットトトト…。と早くテーブルにバウンドしていくイメージ分かりますか?

 

このように少し詰めると自然に聞こえます。(不自然になってはいけません。リズムの許す範囲で表現力を持って取り入れましょう。)

 

ピアノとはいえ人間の耳というものは物理的なもの(自然)なものを心地よく感じそれに反すると不思議に感じたり、もっというと違和感を感じたりするものです。

 

あえて注意を弾くために物理に反することをすると曲もあるかもしれませんが、この曲はゆったりとリラックスしたい曲ですのでこのように毎日の中の生活で物理的な事などを想像しながらリズムに反映させることも一つのコツです。

 

この様な生活の中で起こる現象一つ一つに目を向けて表現力や心を養うこともピアノの表現力につながります。

 

ノクターンは、リズム通りに弾いているとロボットの様になってしまいます。リズムを滑らかに揺らすことで美しい流れを生み出します。

 

しっかりとどのいうに自分が弾いているのか冷静に音を聴きながら弾くことで曲が仕上がっていきます。

 

始め表現の仕方がわからない人で個人的に練習している人は、プロが弾くCDと一緒に弾いいて表現の仕方をマネするのもいいかもしれません。技術はマネをする事で得ることもできますよ。

 

自分が奏でるノクターンで鳥肌が立つ様な演奏ができるなんて素敵なことですよね!必ずできます。豊かな心と、工夫をする事でできる様になりますよ!

 

ショパンノクターンOp.9-2ピアノの楽譜は ⇒ こちら

 

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