ピアノは脳にいいと言われますよね。
指を動かし、楽譜をみて考えて弾く。そして音楽は耳から聞く。
ピアノは大きな運動ではありませんが、意外と体全体を使いペダルもあって足も使うので脳や健康にもよいのです。
ちなみに初心者は体が疲れますが、熟練のピアニストさんは「脳」が疲れるそうです。
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目次
ピアノ演奏は脳にも健康にもよい理由!
人間の脳には数十兆ともいわれる膨大な数の神経細胞が詰まっています。その細胞間の情報伝達の役割を果たすのがシナプスという情報伝達物質です。
シナプスは信号を送り続けることによって太く強化されます。逆に使われないと細くなり最終的には細胞が死んでしまいます。
老化などによって神経細胞が破壊されたりシナプスの働きが弱くなってしまうと、ネットワークが切れてしまい脳の情報伝達機能が失われていきます。
これが原因で脳の機能、覚えることや判断することが出来なくなってしまうことがボケのシステムとなります。ただ年齢を重ねてもシナプスが死滅せず逆に脳細胞が増える方法があります。
それがピアノを演奏するという行為です。
ピアノの演奏は脳と体をバランスよく使います。楽譜から細かな情報を読み取りそれを指へ伝達する繰り返し。
目で音符を読む・弾きながら先の楽譜を読む・目で見た音がどの音か・鍵盤のどの高さで弾くか。この確認作業の繰り返しにより脳の血流量が増え脳細胞が活発に活動するわけです。
このようにピアノはとにかく脳に良いと言われています。
大人になってから始めても全然遅くもないわけです。
健康のためにピアノを始めてもよい!継続さえできれば必ずうまくなる!
ピアノ演奏の動機はなんでもよい
ピアノ演奏の最初の動機は健康のためや、賢くなるためでもよいのです。東大生が一番習っていた習い事はピアノと言われていますので学寮にも非常に良いです。
最初こそ健康のためが学力向上のためにピアノを習ったとしても「ピアノを弾きたい」という動機は変わっていくものです。
ピアノ演奏は継続さえできればいろいろな疑問が生まれそれを解決し練習を重ねて必ずうまくなります。
ピアノを始めるのに年齢は関係ありません。年齢が30代、40代だったとしてもピアノを始めるのに遅すぎることはありません。50代だったとしても50代なりの経験と知識があり素敵な演奏ができます。
演奏でカバーできないところはトーク力と知識でカバーができるはずです。下手だから弾かないというのは非常にもったいないことです。
もしピアノを始めて下手だからという事で続かなかったり壁にぶつかった際に試してほしいこと。
壁にぶつかったときに試してほしいこと。
まず「下手だから」という場合には、「自尊心を守る」事が重要です。
自尊心とは自分の心を大事にするという事であなたのピアノ演奏を「下手」だという人とは近づかない、聞かせないという事です。
ピアノ上達にはとても重要なことです。
続いて2個目は、1曲だけを完成させることです。
1曲にはたくさんの意味が込められておりその1曲を覚えるだけでもかなりピアノは上達します。
1曲には音符の読み方、強弱、音楽記号、リズム、見せ方などなど様々なスキルを身に着けることができるので限られた時間では1曲だけを仕上げるのもおすすめです。
まとめ
ピアノが脳に良いのは、楽譜を見て理解し、それを指や足に伝えて音を出す。出した音を耳で聞いて判断するという視覚情報、触覚情報、聴覚情報と様々な器官を使うため脳に良いのです。
ピアノを続ける際におすすめなことは、「自尊心を守ること」「まずは1曲だけを完成させること」この2個を守るだけでピアノ演奏は継続できうまくなりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。楽しいピアノ演奏になりますように。
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