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ピアノのリズムが上手くとれない!メトロノーム練習方法とは?

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ピアノのメトロノーム練習方法はどうやるの?リズムが上手く取れずに悩んでいる人は多いと思います。

 

私自身、、、リズム練習が苦手て、最近ではリズム練習と聞く事すら嫌になってしまった程です。

 

そんなリズム練習が嫌いになってしまった私だからこそ、あなたの悩みはよくわかります。今回はメトロノームの練習方法とピアノ演奏でリズムが上手く取れない理由について解説します。

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目次

ピアノのリズムが上手くとれない!メトロノーム練習方法とは?

ピアノ演奏画像

メトロノームとはスピードやリズムを一定に刻んでくれる機械でお値段は1,000円位~3,000円位です。メトロノームは4/4拍子や6/8拍子などにも合わせる事が出来、特に中級者以上の方におすすめのような気がします。

 

まずはメトロノームについて解説します。

 

メトロノームは今から約200年前に発明されました。そのメトロノームを初めて使用したのは音楽家のベートーベンであると言われています。

 

メトロノームは設定したテンポを演奏者に正確に伝えてくれる機械です。初心者は自分の感覚だけを頼りに練習しますが最初はリズムがズレている事が多く、メトロノームを使う事でリズムのズレに驚かされる事でしょう。

 

特に初心者の方は「最初はゆっくり、徐々に早くなる、サビになると早くなる」ケースがあると思います。特に私の場合はそういうケースが多く完全に癖になってしまっています。

 

ピアノで変な癖がついている場合の3個の直し方とは?で解説していますが、癖は直すことが出来ます。まずは認識する事、そして修正する事です。

 

メトロノームとはそういう機械で「リズムやテンポを修正する」使い方もあります。

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リズムが上手く取れない理由について!

耳に手を当てて聞くポーズをしている女性の画像

リズムって上手く取れないですよね。(^_^;)

 

私はリズムは後回しにしているのですが、リズムと指摘されると何とも言えない気持ちになります。たまにならいいんですけどね。。。

 

その為、リズムで悩む人の気持は凄く良くわかります。

 

で、リズムが上手く取れない理由は沢山あるのですが、ピアノを弾くには色々な壁を乗り越えなくてはいけません。まずピアノを弾くとは楽譜を見て鍵盤を押して音を出します。

 

「楽譜を見て」この楽譜を見るとは、まず音符を読むという事です、ドレミファソラシドですよね。リズムが取れない人はこの「音符が読めない」と言う事があります。

バター付きパンの楽譜の画像

音符が読めないのに「リズム」と言われても無理なんですよね。。。この音符が読めないというのは「数えないと読めない」状態で数えて読んでいる段階でリズムがと言われてもどうやっても不可能なんです。

 

リズムが取れない人はまずは「リズム」を捨てましょう!!自分の体感でOKです。

 

音符が読めるようになると次はブラインドタッチ!がしたくなります。

 

ブラインドタッチとは、ピアノのブラインドタッチの練習方法!楽譜を見ながら弾ける!でも解説していますが、手元を見ずに弾ける事です。

 

楽譜を見ながら手元を見ずに正確に正しい音を弾ける。これがブラインドタッチの定義です。音符が読めて鍵盤の位置を把握できる。この段階に来て初めて「リズム」なんです。と私は思います。

 

リズム練習をする前にこの2個の壁があるのです。

 

1、楽譜を読めるようにする

2、楽譜を見て、鍵盤の正しい位置を弾ける。

 

この段階になって初めて「リズム」練習をする段階になります。にも拘わらず、いきなりリズムと言われると楽譜は読めない、ブラインドタッチは出来ない、にも関わらず同時に3個もやれと言われるともう弾けない。

 

これがリズム練習で弾けない理由です。

 

ピアノの演奏で正しいリズムで弾けるようにするには段階を踏んで行きましょう。

メトロノームの数字について。

カラフルな数字達の画像

メトロノームのテンポのスピードは数字で表されます。その数字とは1分間に刻む拍の回数を表しています。

メトロノームの数字の画像

こちらがメトロノームの数字の画像です。左と右は違いますが、同じリズムです。左だけに書ききれなかった部分を右に書いているというのか、一番上の左は40、右は42ですが、同じリズムです。

 

1分間に40回、42回タン、タン、タンと音を鳴らしてくれます。一番下は左側が208、右側が200回で一分間に208回鳴らします。とても早いリズムでなかなか普通の人は使う機会は無いと思います。

 

通常は、60回~88回位が多いようです。私は千葉のピアノの先生にこの位でよく言われます。もしメトロノームで練習したいあなたはこの位の数字に設定して練習してみて下さいね♪

 

そして楽譜を見ると冒頭の部分に数字が書かれています。初心者向けの楽譜だと4/4が多いと思います。1、2、3、4、と4テンポです。

 

自分でリズムを刻んで弾いていきましょう。

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メトロノームを使った練習方法とは?

ピアノ楽譜のリズム表記♪=60の画像

次にメトロノームを使った練習方法です。楽譜には、リズムが書かれています。楽譜の上の方に、♩=60や、♩=88などと書かれているはずです。

 

これがリズムです。ただ、はじめはこのリズムで弾く必要はありません。一番ベストな状態でこのリズムですので、最初の練習はこのリズムよりもゆっくりのリズムで弾いて練習しましょう。

 

そして、ゆっくりでも「間違えずに最後まで弾ける」ようになってからメトロノームを導入して練習しましょう。最初はちょっと遅すぎるかな位のリズムで十分です。

 

ちょっと遅すぎるかな?くらいがちょうどいいです。音符を確認して弾いていく。まずは音符を読めるようにする、次にブラインドタッチに慣れる、最後にリズムです。

 

リズムは練習量を増やすことで「自然」と早くなりますので心配いりません。

メトロノームの必要性について

人差し指で16部音符を案内する画像

初心者にとっては、メトロノームのテンポを聞きながら演奏するのは結構難しいです。なぜなら音と自分が演奏しているピアノの音と両方聞き分けて弾くからです。

 

ピアノの音とメトロノームの音が気になるというか、聞き分けが出来ないなか、「リズムを取らないといけない」ので結構大変です。

 

なので、楽譜に書かれているリズム♩=60で弾くのが当然素晴らしいですが、これを♩=50に落として弾くというのもおすすめです。

 

メトロノームとは「リズム」を正しくとる為の補助機械です。つまり50でもリズムを正確に取れれば良いので最初はゆっくりのリズムに慣れるようにしましょう。

 

早く弾けた方が当然かっこいいですが、リズムがめちゃくちゃだったり、間違った音を弾いている方がちょっと私は聞いていて嫌です。だったらゆっくりでもいいのでゆっくり丁寧に弾いて。と思います。

 

練習では時々早く弾いくのはいいです。練習ですから失敗していいのです。ただ、人に聞かせる時は「自分が弾けるスピード」で演奏する方が聞いてくれる人の為になるかなと思います。

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おすすめのメトロノームは?

メトロノームの画像

スマートフォンで無料アプリでメトロノームも実はあります。最初はこちらでも良いと思います。色々な種類があるのでダウンロードして使ってみてください。

 

私は本物のピンクのメトロノームを使っています。なぜピンクか?千葉のピアノの先生がピンクが好きなのでなんとなくピンクのメトロノームにしました。音やリズムは他のメトロノームと全く同じです。

 

メトロノームはデジタルタイプか振り子タイプになりますが、個人的には振り子タイプが定番ですので振り子タイプがおすすめです。

 

振り子タイプのおすすめのメトロノームは ⇒ 日工 メトロノーム スタンダード パールピンク 233 お値段は、2,980円でとても可愛いですよ。

 

メトロノームを選ぶ上でデザインと音も重要です。

 

自分が好きな色とデザインのメトロノームを選ぶ事でピアノ演奏中も楽しく演奏できます。テンポを刻む音に関してもその音を聞くわけですから気に入った音を選びましょう。

 

ネットで気になるメトロノームを探して、店舗で実物を確認しネットで注文するのが一番安いのかなと思います。

 

メトロノーム購入時は可能であれば音も考慮に入れて検討して下さいね。

まとめ

ピアノのリズムが上手く取れない理由については、音符が読めない、ブラインドタッチが出来ないという理由があります。まずは音符を読めるようにする、次にブラインドタッチを覚える。最後にリズムです。

 

リズムはゆっくりのリズムではじめて弾いていくうちに自然と早くなりますよ。

 

実際にメトロノームを使って演奏してみると意外と合わない事もあります。聞いてくれる人が喜んでくれる事がピアノ演奏の喜びですので、そういう時はスピードを落として弾くのもありですよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。良いピアノライフをお過ごしください。

 

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