ポップスとクラシックどっちを弾く方がピアノ演奏に役立つのか?
楽しく弾けるというか初心者(私も含めて)は、ポップスを弾くことが多い気がします。
で、ポップスはクラシック演奏に役立つのかと言う事で情報を集めて自分の為・読者様の為に記事を書いていきますのでお楽しみください。
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目次
ポップスのピアノ演奏はクラシックに役立つのか?
まず、ポップミュージックって何?定義はと私は思ってしまいました。
ポップミュージックとは?
ポップミュージックとは、1950年代~1960年代にかけて西洋のロックンロールから生まれた現代的な音楽です。ちょっと堅苦しくてわかりにくいですね。
楽曲(歌詞と曲が一緒になったもの)に割り当てられる時間が長すぎず、動きのあるメロディが重視されたもの。Aメロ、サビ、Bメロ、サビ、サビみたいな「サビ」を繰り返す傾向が多いのがポップスです。
それでも私はよくわからず調べたところ、ポップミュージック=大衆音楽との事でした。テレビの歌番組でやるようなのがポップミュージックと言う事です。
クラシックはポップミュージックではないようです。
クラシックミュージックとは?
クラシックミュージックとは、古典音楽です。古典とは?古いという意味で、西洋の1600年~1800年位を中心とした、バッハ、モーツアルト、ショパン、ベートヴェンなどをの音楽家によってつくられた音楽の事を指します。
・中世ルネッサンス音楽(~1500年位まで)
クラシック音楽は元々教会の音楽でした。そこから発展し歌や合唱になりました。~1500年頃までを「中世ルネッサンス音楽」と言います。
・バロック音楽(1600年頃~1750年頃まで)
バッハが亡くなる1750年頃までをバロック音楽といい、バッハ、ヘンデル、ヴィバルディがこの時期に活躍しました。
・古典派音楽(1750年頃~1827年)
バッハの死~ベートヴェンの死までに作られた時代の音楽を古典派音楽といいます。当時はウィーンが最も豊かな都市で、多くの音楽家がウィーンに集まり音楽活動をしておりました。 この時代に活躍した音楽家はハイドン、モーツアルト、ベートヴェン、シューベルトです。
・ロマン派音楽 (1827年~1920年頃まで)
ベートーヴェンの死から約100年をロマン派音楽の時代といいます。1850年前を前期ロマン派といい、後を後期ロマン派と言います。富裕層だけの楽しみであった宮廷音楽から脱出し一般市民にも音楽が広がった時代です。
・近代、現代音楽、(1920年頃~現在)
近代音楽の代表的な作曲家は、ドビュッシー、シュトラウス、ラヴェル、現代音楽の代表的作曲家はシュトックハウゼン、ブーレーズです。
ポップミュージックとクラシックミュージカルの違いは?
一番はサビです。
ポップミュージックは型が決まっており、Aメロ、サビ、Bメロ、サビ、サビと言うパターンが多いですが、クラシックミュージックはサビが分かりにくく、音楽からイメージを想像する感じです。
私のイメージですが、ポップミュージックは聞く人を楽しませる印象ですが、クラシックミュージックは、演奏家や時代背景を音楽から楽しむ感じです。
ポップスはクラシックミュージックに役立つのか?
個人的には、ポップスを習ってクラシックに役立つ量は100点中30点
クラシックを習ってポップスに役立つ量は70点だと思っています。
ポップスの良さはピアノがメインではなく、歌詞を含めて全体的にメッセージを視聴者に届けるのがメインです。その為、ピアノを聞かせる、テクニックを披露するというよりかは歌詞をより視聴者に届けるのがメインだと思います。
その為、ピアノの演奏はクラシックと比べると簡単なイメージがあります。
ポップミュージックで役立つのは歌詞、歌、声楽とのコラボが上手くなるのではないかと思います。
クラシックの場合は、音楽、ピアノ演奏を楽しんでもらうのでピアノだけと言う事もありより緩急強弱のテクニックが必要になってくるため、クラシックミュージックがポップミュージックに役立つ方が多いです。
実際にピアニストになるような方は、ピアノを習う時にはポップスを習う事は無くクラシックミュージックです。具体的なレッスンは、楽譜を正しく読む方法を学び、視覚情報から音符を読み解き、脳で理解しそれを指に伝え鍵盤を打ち響く音を耳で聞き判断し脳で理解する。
ピアノは視覚情報、聴覚情報、触覚情報を処理する意外と高度な処理能力を要します。
千葉のピアノの先生に私は伺ったことがあります。YAMAHAでは「暗譜」させるのが普通と伺ったのですが?と聞くと、
YAMAHAはグループレッスン、暗譜させるんだけど、その分譜読み能力があまりなくて楽譜を見ると弾けないという人が多い、その代わり、耳が発達していて耳コピが出来るようになる人が多いとの事です。
なかなか面白い話ですよね。
で、クラシックミュージックは譜読み能力が高い為、クラシックが弾ければより簡単なポップミュージックは弾けるという事です。逆はなかなか難しい。
ここでさらに私は思いました、クラシックミュージック=譜読み
ポップミュージック=耳コピ(^_^;)
漠然としていて伝えるのが難しいですがクラシックミュージックは楽譜から作曲家や時代背景を読み解き、ポップミュージックは聞いて楽しむ印象です。
伝わりますでしょうか?
まとめ
ポップミュージックを学んでクラシックに活かせるのは、ノリだったり楽しさや聞く人をより楽しませる能力。
クラシックミュージックを学んだ場合譜読み能力が高く、ポップミュージックも弾ける。楽譜通りに弾く能力が高いので応用力も聞きポップミュージックでも楽しませることが出来る。
ただ、大人の場合はポップミュージックのようなあの曲を弾きたいが多く、クラシックミュージックの基礎はなかなか続かないケースもあるようです。子供はクラシックの基礎からやる事も多いようです。
あなたに合った練習方法を選んでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。